Makeな勉強会vol.2をやりましたよ。
今回は @Hotproceed さんの協力で、安価な3Dプリンタ(CupCakeCNC)の実演と簡単な3Dモデリング講座でした。
まずは3Dプリンタ。もともとはオープンソースハードウェアらしいんですが、それを@hotproceedさんが少しカスタマイズして販売しているそうで、お値段は15万円。
15万円と聞くと高い!と思うでしょうが、市販の3Dプリンタは200万~1000万以上するのがほとんどなんだそう。もちろん精度や諸々で値段なりの違いはあるそうですが、この3Dプリンタでも充分に実用にはなるようです。
実際に動いている様子はこちら。
針金状になっている樹脂を溶かし、それをノズルの先から少しずつ出しながら積層型で形を作っていきます。
みんな動いているところに夢中…
実際に出力したリスのフィギュア。本当はここから周りのバリ取りや磨きをかけて綺麗にしていきます。また、3D出力に使う樹脂の種類を変えればもう少し密度の高い成形も可能だそうです。
出力したままの状態から段々と表面を研磨していって最後に塗装したところまでのサンプル。最後のはキレイですよね。
参加した人が作った3Dモデルのデータをその場で整形する実演も行いました。3D自体に慣れない人がモデルを作るのは大変だったようでしたね…。
ただ、この3Dプリンタ用に世界中の人がモデリングデータを公開しているサイト、Thingiverse - Digital Designs for Physical Objectsというのがあって、自分でモデリングするのが大変な人はそこからデータをダウンロードしてくれば同じ物が作れるというオープンな環境が用意されているので挫折することは無さそうです。
なかなかこういう3Dプリンタが動いているところを目の前で見ることは無いので、面白い経験でした。
@Hotproceedさんは、Make Tokyo Meetingへもほぼ毎回出展されているそうですし、もしこの3Dプリンタに興味がある!という方はコンタクトを取ってみて下さいね。参加者へ作ったフィギュアを持って帰って良いよと言ってくださったり、今回はとても感謝です!
最後に、Makeな勉強会のTwitterハッシュタグが"#make_fukuoka"になったようです。今回のハッシュタグで流れたツイートにも3Dプリンタの紹介などが流れていたので、Togetterにまとめました。
また、3Dモデリングの簡単な講座の動画を、Androidの会 福岡支部のfacebookページに載せていますのでこちらも見て下さいね。
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